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住宅FCに加盟して工務店をブランディングしよう

工務店のブランディングに悩んでいるのであれば、おすすめなのが、住宅FCへの加盟です。そもそもブランディングとは何か、なぜ必要かなどについて解説します。

ブランディングとは

ブランディングとは、自社ならではの魅力や特徴を打ち出し、他社と差別化するための活動です。ブランディングにより「○○といえばこの会社」といった形で自社を認識してもらえるのが理想だといえます。

ただし、ブランディングは簡単なものではありませんし、時間もかかります。間違った方向でブランディング活動を行ってしまうと効果的な対策が取れず、いつまで経ってもブランディングにはつながりません。

ブランディングでは、自社がブランディングのために何をするかではなく、顧客がそのブランディング活動によってどういった印象を受けたのかが重要です。

工務店にブランディングが必要な理由

そもそも、なぜ工務店にブランディングが必要なのでしょうか。以下のような理由が挙げられます。

多くの競合との比較/顧客のニーズ多様化

インターネットでの情報収集が当たり前になっている今、顧客にとっては多くの工務店を比較検討しやすくなっています。一方で、工務店にとっては、多くの競合と比較検討された際に顧客から選ばれるための戦略が必要になっており、そのためにも競合との差別化を図るブランディングが重要になってくるのです。

また、これまでは住宅を購入するきっかけといえば結婚・出産が定番でしたが、理想とする住環境やライフスタイルの実現のために住宅を購入する顧客が増加。顧客のニーズが多様化しているため、工務店側も顧客や時代のニーズを取り入れながら自社の強みを打ち出すブランディングが求められています。

社内の目的意識を統一/モチベーションアップ

ブランディングは集客だけでなく、社員の目的意識の統一やモチベーションアップにも効果を発揮します。ブランディングがしっかりしている工務店は社員にも家づくりの想いやコンセプトなどが共有され、社員の帰属意識の向上にも貢献。社員のモチベーションアップにもつながり、高いパフォーマンスの仕事を期待できます。

また、ブランド力の高い工務店のほうが良い人材が集まりやすいというメリットもあります。

知名度の向上

国土交通省が発表した「令和3年度 住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅取得世帯における住宅の選択理由で最も多かったのが「信頼できる住宅メーカーだったから」でした。全国・三大都市圏のどちらの調査でも最も多い理由となり、信頼できるかどうかが業者を選ぶ際の大きな判断材料になることが伺えます。

そのことからも、ブランディングで自社の知名度を高めることは、顧客から選んでもらえる工務店になるためにも必須と言えるでしょう。

参照元:国土交通省「令和3年度 住宅市場動向調査報告書」[pdf]
(https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001477550.pdf)

ブランディングで期待できる効果

自社に適した顧客が見つかりやすくなる

ブランディングを行うことにより、自社が強みとしている部分が顧客に伝わりやすくなり、それを求めている顧客とマッチしやすくなります。一時期はとにかく良い家であれば、それだけで購入につながっていた時代もありましたが、近年はそうではありません。

ブランディングをしっかり行い、自社がどのような強み、特徴を持っているのか発信し、相性の良い顧客をつかみましょう。

新規参入でも効果的なアピールができる

特にこれから住宅業界に参入しようと考えた際、長年の実績のある他社と比較されると不利になってしまうことがあります。

ですが、効果的なブランディングができていれば自社の強みや特徴をアピールできるため、マーケティング効果が高まるのも魅力です。

採用で有利になることがある

小さな工務店の場合、採用で苦戦してしまうことがありますが、ブランディングは採用活動を有利に進めるのにも役立ちます。

就職先を考える際にやりがいや働きがいを重視する方に対し、自社がどのような会社なのかを広くアピールできるからです。採用がうまくいかず、人手不足に悩んでいるようなケースでもブランディングに取り組んでみましょう。

ブランディングの取り組み方

コンセプト設定/強みを見つける

ブランディングが成功するかを左右する重要な要素となるのが、コンセプト設定です。コンセプトは自社ならではの強みや家づくりへの想いなどによって決まり、ブランディングの方向性を決めるうえでも重要です。自社の強みが分からない場合は、顧客アンケートや聞き取りなど自社のサービスを選んでくれた顧客の声を参考にすると良いでしょう。

難しく考えすぎず、価格や性能、安心感、スタッフの対応など、思いつく自社の強みをリストアップしてみて、そこからブランディングのコンセプトをじっくりと検討していきます。

ターゲットの明確化

自社の強みやコンセプトの方向性がある程度決まったら、次は誰をターゲットにするのかを明確にします。ターゲットを明確にする理由としては、顧客の住宅に対するニーズが多様化している今、あいまいなターゲットだと誰にも刺さらずに集客が失敗する可能性が高いからです。

自社の強みやコンセプトにマッチするターゲット層を絞り込むことで、潜在ニーズを持つユーザーにピンポイントで刺さるアプローチができ、顧客獲得につながりやすくなります。

注意点

自社のブランドイメージを浸透させるには、一貫したイメージ戦略が重要になります。また、認知度の拡大や接客態度、サービスの質などさまざまな要因がブランディングに影響するため、定着には長期間の取り組みが必須。焦らず地道に継続と実践に取り組むことが、ブランディングを成功させる重要なポイントです。

ブランディングにより認知度が高まることは、良い面ばかりではないこともしっかりと留意しておく必要があります。会社の不祥事や社員の何気ない言動による炎上騒動などでマイナスイメージが一気に広まるリスクもあるため、社員の自社ブランドへの意識を高めるインナーブランディングの取り組みも重要です。

自社ブランディングから集客につなげるには

ブランディング戦略を行う場合、市場調査やターゲットユーザーの設定、ユーザー視点からの自社の強みの分析、ブランディングの方向性の決定、具体的な戦略の考案、広告宣伝活動など、多くの工程が求められます。何千万単位の費用や膨大な時間を要することもあり、失敗すればかなりの痛手を負うことになりかねません。

また、ブランディングの失敗で間違ったイメージが一度ついてしまった場合、払しょくするのにもかなりの費用や時間が必要です。

自社ブランディングを成功させて集客につなげるには、知る人ぞ知るブランドとして効率よく認知度と売上を両立させることが重要になります。そのためにも、自社商材と親和性の高いユーザーからの認知度を上げて、成約につながるユーザーにはしっかり集客するWebブランディング戦略が効果的です。

住宅FCではさまざまなブランディングを行っています。自社で効果的なブランディングを行いたいと考えた際も、相談してみてはいかがでしょうか。自社ブランディングに力を入れている住宅FCに話を聞いてみるのがおすすめです。

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