住宅FC・VCで用いる工法

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住宅FCやVCに加盟すると、そこで行っている工法を用いて建築することになります。住宅建築の工法にはいくつか種類がありますが、FC(VC)によってどの工法を用いているかは異なるので、チェックしておきましょう。もともと自社でやっていた工法とあまりにも違う場合、導入に時間とコストがかかる場合があります。

住宅FC・VCによって用いる工法は異なる

たとえばローコストで建てられる家を売りにしているFC(VC)の場合、大量に仕入れた材料を全国各地にある加盟店に輸送し、できるだけコストを抑えた工法や設備でローコストの家をつくりあげます。ローコスト系のFCといえばアイフルホームやクレバリーホーム、ユニバーサルホームなどが代表的でしょう。

また、高断熱高気密などの住宅性能にこだわった家を売りにしているFC(VC)もあります。材料を大量に仕入れて全国各地の加盟店に輸送する仕組みは同じですが、ローコストではなく性能に重点を置いた建築を行うため、工法が複雑な場合も。高気密高断熱などのこだわった家づくりを行っているFCでは、FPの家やソーラーサーキット、イザットハウスなどが挙げられるでしょう。

FC・VCで多用される工法を比較

では、FCやVCで多用されている工法にはどのような種類があるのでしょうか?ここでは、住宅FCやVCで多用されている工法について比較してみましょう。

ツーバイフォー工法

ツーバイフォー工法は木造枠組壁工法とも呼ばれており、木造住宅の工法のなかでも木造軸組工法(在来工法)に次いでシェアされている工法です。
ツーバイフォーの名は使用する構造材のサイズが2インチ×4インチ(38mm×89mm)であることからきており、日本では1974年から取り入れられたといわれています。

ツーバイフォー工法の特徴は、建物を面で支える構造であること。床や屋根、壁4面の計6面が一体となった「モノコック構造」のため、外圧を受けても分散しやすく建物が変形しにくいのです。そのため、地震や台風の影響を受けにくい家を建てられます。

日本は地震や台風などの自然災害を受けやすい国ですから、地震や台風に強いツーバイフォー工法をシェアする業者が多いようです。加えてマニュアル化されており、安定した施工ができるというメリットもあります。

スーパーウォール工法(LIXIL)

スーパーウォール工法はLIXILが開発した工法です。1995年に木造住宅の高性能化を掲げて生まれた商品であり、高気密・高断熱・高耐震の構造が特徴。

高気密高断熱のため夏は涼しく冬は暖かく過ごせ、計画換気システムでダニやカビの発生を抑制することが可能。また、建物の6面が一体化したモノコック構造のため、地震や台風などの外力にも強いというメリットがあります。

スーパーウォールという名はそのまま訳すと「すごい壁」という解釈ですが、実はスーパーウォール工法は木造軸組工法(在来工法)をベースにしたうえで壁材にこだわった工法なのです。

壁材には「SWパネル」という断熱材が使われており、気密性と断熱性を高めることを追求したのだそう。つまり軸組などで建物を支える木造軸組工法(在来工法)にSWパネルを組み合わせることで、ツーバイフォー工法のようなモノコック構造を実現しています。

そのうえSWパネルは高気密高断熱ですから、耐震性だけではなく温熱環境にもこだわった家に仕上げることが可能です。

テクノストラクチャー工法(パナソニック)

テクノストラクチャー工法はパナソニックが生み出した工法です。木と鉄のそれぞれの良さを活かした第3の工法であり、パナソニックの「自動躯体設計システム」による構造計算を行って建てられます。

テクノストラクチャー工法は木造軸組工法(在来工法)の良さを活かしながらも木の梁に鉄を組み合わせた「テクノビーム」を用い、強度の高いオリジナル接合金物を使うことで高耐震性の家をつくることができます。

また、テクノストラクチャー工法のメリットは高耐震性・高耐久性だけではなく、大空間を実現できるというメリットもあります。テクノビームという強い複合梁を用いることで柱の本数を減らせ、広い間取りを実現できるのです。

ただし建築価格が高めである・構造計算をしているためリフォームしにくいなどのデメリットも抱えています。

FP工法(FPの家)

FP工法はFPの家が生み出した工法です。FPの家は「まるで魔法瓶のような住まい」と例えるほど断熱性や気密性に優れた住宅をつくっており、1年中快適に過ごせる住まいが魅力的。

ではその高断熱性と高気密性をどう実現しているのかというと、その秘密はFPウレタン断熱パネルの強度とFP軸組工法にあります。
柱と梁にFPウレタン断熱パネルを組み込み、筋交いなしでも強度を確保。工法は木造軸組工法(在来工法)に近いものの、FPウレタン断熱パネルを組み込むことで高断熱・高気密・高耐震を実現しているのです。

ただFPの家では、建築費用が高い・家の中で音がこもるケースがあるといわれているようです。

木造軸組工法

木造軸組工法は在来工法とも呼ばれる、日本古来の工法です。歴史のある建物によく使われている工法であり、木造住宅の構造といえば木造軸組工法といえるほどシェアされています。

木造軸組工法では建物を柱と梁で支えており、空間を点で結ぶように筋交いや軸組を使って強度を増します。ツーバイフォー工法などの建物を面で支える工法に比べ、木造軸組工法は「線で支える」と表現されることも。

メリットとしては建築費用を抑えられる・設計の自由度が高い・リフォームがしやすいなどの点が挙げられますが、耐震性や耐久性については建物を面で支える工法よりも劣りがちです。

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